簡単?!☆瞬間シャーベット作ってミタ

暑いでスネ。
何か冷たいモノでも食べたいなーと調べていると
「瞬間シャーベット」なるものを発見!


その名も過冷却水!
ということでここ数日、
瞬間シャーベット(過冷却水)作りに勤しんでおりまシタ!
今日はその内容をご報告しマス。



目次

  1. 過冷却水とは
  2. 過冷却水作りに挑戦!その1
  3. 過冷却水作りに挑戦!その2
  4. 感想


過冷却水とは

Wikipediaによると、

過冷却(かれいきゃく)とは、物質の相変化において、変化するべき温度以下でもその状態が変化しないでいる状態を指す。たとえば液体凝固点(転移点)を過ぎて冷却されても固体化せず、液体の状態を保持する現象。であれば摂氏零度以下でもなお凍結しない状態を指す。
・・・難しいでスネ!

僕なりの解釈でご説明しますと、
「水が0℃以下になっているのに、氷にならず液体のまま」 
の状態を「過冷却」状態と呼びマス。

どうしてこんなことが起こるかというと、
そもそも水が氷に変化するときには
水の分子がぶつかり合い、その衝撃をきっかけに
凍るのだそうデス。

しかし、ゆっくり時間をかけて、そっと衝撃なく冷やすと
凍るきっかけがないまま融点を超えることになり、
氷になりきれなかった0℃以下の水=過冷却水
ができるというわけデス。

なので、この過冷却水にちょっとした衝撃を加えると
その瞬間水が凍り、瞬間シャーベットができマス!

ちなみに過冷却水の動画がありましたので、
ご紹介しておきマス。



う~ん作ってみタイ!!!

いつものわくわく好奇心を胸にやってみまシタ!



過冷却水作りに挑戦!その1

過冷却水を作るコツは

ゆっくり、そっと、冷やす!

これが基本デス。

「ゆっくり」というのは時間をかけてという意味でスネ。
大体0℃~-7℃くらいの温度で冷やすのが
過冷却水を作る理想の温度のようデス。

そして「そっと」というのは
振動や衝撃を加えないようにという意味デス。
冷凍庫などでもできるようなのですが、
モーターの振動や作成途中に開閉行為があると
その衝撃で凍ってしまうこともあるので
注意が必要デス。



上記を踏まえた上で、用意したものがコチラ。

  • 氷600g
  • 塩300g
  • 過冷却水にしたい飲料

このボウル内にペットボトルを
沈めマス!
氷が水に溶けるときはその水温を丁度0℃に保つように
ゆっくりと溶けていくのですが、
塩を入れることで、氷が通常よりも早く溶けるので、
水温が0℃よりも低くなりマス。
冷凍庫など電気を使わなくても
0℃以下の環境が作れるというわけデス。


氷に塩を加エテ・・・

ペットボトル全体が浸かるように
水を加えて調整!

この状態で待つこと40分・・・。

様子を見てみると、


ボウルの周りに霜ガ!!
塩のパワー凄イ!
と興奮したのもつかの間、
ペットボトルは完全に凍っていまシタ・・・失敗。

あとあと原因を追究していくと
氷に対して塩の量が多かったようデス。
冷たくなりすぎちゃったんでスネ。

氷100gに対して塩20gで充分冷えるようデス。
今回なら塩は120gで良かったんでスネ。

また、氷もこんな大きい状態でなく、
かき氷のように細かく砕いて、
その中にペットボトルを埋め込む方が
より成功しやすいようデス。

反省点いろいろ、トホホ。

いや、でもこの暑い中、ボウルに霜をつけた
塩の凄さを体感できる実験でシタ!!!

こういう違う面でも発見があるのは実験の楽しいところデス♪

その後、過冷却にする量が少量の方が成功しやすいとか
塩の量を調節して挑戦してみたのですが、
凍りすぎちゃったり、液体のままだったりと失敗続キ。。。


量を減らして実験。
ボウルから取り出した時点で
既に凍ってしまっていマス。。。
この日は丸1日かけて挑戦しましたが
過冷却水の、シャーベットの山を拝むことはできませんでシタ。

次回リベ~ンジ、デス・・・!



過冷却水作りに挑戦!その2

水温計なしでやっている僕がいけないのですが、
氷と塩での方法では過冷却水を作る理想温度である
-7℃前後の温度をキープするのが難しかったので
今度はモーターの振動に不安はありましたが、
冷凍庫を使って再挑戦してみまシタ!


用意したものがコチラ。

  • 気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)

梱包材でおなじみの
「ぷちぷち」デス!
これを巻くことにより、

  • 衝撃からペットボトルを守る
  • 急激に冷えるのを防ぐ
ことを期待。


こんな感じで、準備完了!
そして、食べる楽しみを半ば半分諦め(笑)
成功することだけに焦点を当てるべく、
その1の反省も活かし、
今回はミネラルウォーターで実験しまシタ。
(水道水や清涼飲料水でも過冷却水はできマス!
が、精製水など不純物を含んでいないものの方が
成功度合いが高くなるそうデス。)

事前に冷凍庫内の温度を確かめてみたところ、


-7.9℃!ほぼ理想温度デス!
冷凍庫で成功させていた方々の例を参考に

冷凍庫に入れ、待つこと5時間・・・。

様子を見てみると、


5時間も冷やしたのに水!もしや…
半信半疑。でもドキドキしながらキャップを開けて
氷の欠片を中に落としてみると、


凍ッタ!!!

凍りまシタ!!!
※見えやすいように明るさを下げていマス。
あぁ、なんで僕一人で実験してたんでショウ。
誰かと共有したいくらいに
感動しまシタ!!!♪


上部をカッターで切ってみまシタ。

器に盛り付けるとこんな感ジ。
画像で伝わるでしょウカ。
ガリガリとした氷ではなく、
シャリシャリ?ショワショワ?な
シャーベット状なんですヨネ。

ちょこっと食べてみましたが、おいしい食感!
これが清涼飲料水なら
なお素晴らしかったでショウ!

あ~それでも実際に過冷却水ができた瞬間の
感動はやみつきになりマス。
夏休みの自由研究にもオススメしたいでスネ。

ということで、無事瞬間シャーベット作り成功デス!



感想

注いでシャーベットの山を作ってから、
残ったペットボトル内の過冷却水に氷の欠片を落とす
のが最高の実験結果の確かめ方だと
終わってから気づきまシタ。トホホ。

今年の自由研究で過冷却水に挑戦する方は
ぜひ気を付けていただきたいと思いマス!

反省点もいろいろありますし、
今度は清涼飲料水で挑戦してみなけレバ!


ちなみに、調べたらセブン‐イレブンの約1,000店舗にて
過冷却を利用した『三ツ矢フリージングサイダー』が
今年の夏、限定発売されているそうデス!!


『三ツ矢フリージングサイダー』
詳細はコチラでご覧いただけマス。
美味しいんだろウナ~!!!

でも、頑張れば自分で作れちゃいマス。

ぜひコツをつかんで、今年の夏を
過冷却シャーベットを楽しみながら乗り切りまショウ♪




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